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ドラマ『新参者』の放送から約半年――阿部寛演じるあの「加賀恭一郎」が、再び戻ってきた! 原作となる東野圭吾原作の「赤い指」(講談社刊)は、「新参者」(講談社刊)のひとつ前の作品であり、"新参者エピソード・ゼロ"ともいえる作品。累計部数は135万部を超え、加賀恭一郎シリーズの中でも圧倒的な人気を誇るもの。 元刑事である加賀恭一郎の父親が登場し、ドラマ『新参者』の加賀恭一郎の"原点"とも言うべき、これまで明かされることのなかった"秘密"が、この親子の間にある深い悲しみと愛情の物語とともに明らかになっていく。 また、黒木メイサ演じる青山亜美と加賀との出会いや、ドラマ『新参者』で溝端淳平が演じた加賀の従弟・松宮脩平がなぜ刑事になったのか?そして、加賀と松宮の"すれ違い"の関係の謎など、ドラマ『新参者』では明かされることのなかったそれぞれのエピソードがこの『赤い指』には散りばめられている――。 今回の最大のテーマは「家族」。 加賀の前に立ちはだかる事件とは、ある平凡なひとつの家庭に起こった2日間の悲劇―――。 それは、どの家庭にも起こりうるかもしれないこと。 家族を守ろうという、それぞれの強い思いが悲劇の連鎖を呼ぶ――。 本当の家族を取り戻すために加賀恭一郎が鋭い洞察力と推理力で、複雑に絡み合っている家族の紐を丁寧に、そして大胆に解いていく。 加賀の紐解きが終わりを迎えたときに訪れる衝撃のラストとは・・・?
<ストーリー> 加賀恭一郎(阿部寛)が人形町に赴任する、約二年前の話―。 闘病生活を送る、加賀恭一郎の父親・加賀隆正(山崎努)の下に松宮脩平(溝端淳平)が見舞いに訪れている。捜査一課に配属になったばかりの松宮の近況を聞く隆正。 入院する隆正の束の間の楽しみ―。それは看護師である金森登紀子(田中麗奈)との将棋であった。登紀子の一手に「そう来たか」と次の手を考える隆正。病院を後にした松宮は登紀子に、息子である加賀恭一郎は見舞いに来たか?と聞くが、未だに見舞いには来ていないという答えが戻ってきて、松宮の加賀への不信感は募っていく。 会社で仕事を続ける前原昭夫(杉本哲太)は今日も家に帰るのをためらっていた。そんな中、昭夫に着信が―。普段かかってくるはずもない妻・八重子(西田尚美)からの電話に不気味さを感じる。電話に出るといつもの八重子とは違い取り乱しており、とにかく帰ってきて欲しいの一点張りであった。嫌な予感を胸に抱きながら昭夫が家に戻ると、八重子が神妙な面持ちで、庭を見て欲しいと言う。状況が掴めない昭夫だったが、庭に足を踏み入れた瞬間に言葉を失ってしまう。 そこには、ある一人の少女が・・・! 状況を掴めないまま八重子を問い詰めると、息子である直巳(泉澤祐希)が関わっていると聞き、直巳を問い詰める昭夫だが、家族に対して全く心を開かない直巳とは平行線のままだった。しかし、起こってしまった事実をどうにかして隠すために昭夫が動く。 一夜明けて、その事件は瞬く間に広まっていった。そして、この事件を担当することになった加賀と松宮はコンビを組むことに―。少女の遺体に付着していたモノから、周辺の聞き込みを開始する加賀と松宮。そこで加賀は前原家を訪れた際、庭で何かをしている前原政恵(佐々木すみ江)を目にする。政恵は認知症を患っており、すぐさま昭夫が政恵を家の中へと引き戻してしまう―。しかし加賀はその政恵の行動から重要な手がかりを掴むことになる・・・。 前原家に向けられる加賀の目―。そして、加賀の目から何とか逃れようとする前原家。そこにはどの家族でも起こりうる悲劇があり、その悲劇に翻弄されながらも加賀の鋭い洞察力が家族の悲劇を説き解いていく。 事件を追う中で明らかになっていく、この事件を担当することになった記者・青山亜美との出会い―。また、松宮の加賀の知られざる関係性の謎―。そして、加賀恭一郎と父・隆正の二人だけにしかわからなかったはかなくも悲しい家族の絆―。 それぞれの一つ一つの絆が、この事件を通して次々と明らかになっていく―。 その結末とは・・・。 <キャスト> 阿部 寛 黒木メイサ 溝端淳平 杉本哲太 西田尚美 富田靖子 松重 豊 佐々木すみ江・田中麗奈 山崎 努 <原作> 東野圭吾『赤い指』(講談社刊) <スタッフ> 脚本/櫻井武晴、牧野圭祐 音楽/菅野祐悟 演出/土井裕泰 企画/那須田 淳 プロデューサー/伊與田英徳