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1978年1月19日、木曜夜9時。 黒柳徹子、久米宏の司会で始まった『ザ・ベストテン』。 放送12年、オンエア603回、出演歌手400組、最高視聴率41.9%…… 伝説の音楽番組が放映30年を記念して1冊の本になった! もはや伝説となった人気番組『ザ・ベストテン』の舞台裏とランキングデータを完全収録!! 放映開始30周年を迎えた音楽番組史上最強の影響力を誇った『ザ・ベストテン』。 プロデューサー山田修爾の完全書き下ろし文をメインに番組制作の舞台裏が今、明らかに! 巻末付録は全603回のランキングを完全収録した「ザ・ベストテン データベース」!
■目次 第1章 番組企画 第2章 番組司会 第3章 番組中継 第4章 番組交遊 第5章 番組進行 第6章 番組社員 第7章 番組終焉 第8章 番組回顧(あとがきにかえて) スペシャル対談 黒柳徹子×山田修爾 巻末付録 『ザ・ベストテン』全603回ベストテンランキング掲載 ■第1章・番組企画[人気歌手・山口百恵が出演できない理由]より 「新番組の初回に、山口百恵が出ないとはどういうことだ! おまえは番組をつぶす気かッ」 ギョロリとした眼をさらに大きくし、渡辺正文プロデューサー(当時・通称ギョロナベさん)は怒鳴った。 人気絶頂の山口百恵を出演させろと迫るギョロナベさんは、さらに追い打ちをかける。 「ほかの歌手と順位を入れ替えたらどうだ」 「いえ、それはできません」 顔をこわばらせたディレクター(当時)の私は、あらためて理由を説明する。 「上位10位以内にランキングされてませんから……」 「じゃあ、百恵が出演しなくてもいいんだな」 「……ええ……仕方ありません」